
WebページのSEOを動画で改善する。見るべきは「再生回数」よりユーザー行動
商品ページ、サービスページ、採用ページなどに動画を掲載する企業が増えています。 では、Webページに動画を追加するとSEOにも効果があるのでしょうか。 答えは「動画を置くだけで検索順位が上がるわけではない」です。 ただし、動画によってユーザーがページの内容を理解しやすくなり、ページ内でより多くの情報を得たり、次の行動を取ったりするようになれば、検索ユーザーにとってより有用なページに改善できる可能性があります。 ポイントは、動画そのものを検索上位に表示する「動画SEO」と、動画を使ってWebページそのものを改善する「ページSEO」を分けて考えることです。 この記事では後者について解説します。
まず「動画SEO」と「ページSEO」を分ける
動画を使ったSEOには、大きく分けて2つの考え方があります。
1つ目は、動画そのものをGoogleに発見・理解してもらい、動画検索や検索結果の動画枠などへの表示を狙う「動画SEO」です。
2つ目は、Webページに動画を掲載することでページの情報価値やユーザー体験を高め、ページそのものを改善する方法です。今回取り上げるのはこちらです。
SEOで重要なのは「検索した人の目的を満たせるか」
例えば「業務用コンプレッサー 選び方」と検索した人が商品ページに来たとします。
そこにスペック表しかなければ、専門知識の少ないユーザーには違いが分からないかもしれません。
そこで、
「30秒で分かる機種の選び方」
という動画があればどうでしょう。
用途別の違いが理解でき、そのまま仕様表を確認したり、関連商品を比較したり、見積もりを依頼したりする可能性があります。
動画の役割は、単純にページ滞在時間を伸ばすことではありません。
ユーザーが検索していた疑問を解消し、次の行動へ進みやすくすることです。
ユーザーエンゲージメントとSEOの関係
Google Analyticsでは、10秒を超えるセッション、キーイベントが発生したセッション、2ページ以上閲覧したセッションなどを「エンゲージメントのあったセッション」として扱います。
Google自身も、Search ConsoleとGoogle Analyticsを組み合わせたSEO分析において、エンゲージメント率をオーガニック検索トラフィックの質を見る指標の一つとして紹介しています。
ただし、注意が必要です。
「エンゲージメント率が60%から70%になったので検索順位が上がる」という直接的な仕組みが公表されているわけではありません。
Googleは多数のシグナルを使ってページを評価しています。
そのためエンゲージメント指標は、「SEOの点数」というより、検索ユーザーに対してそのページが本当に役立っているかを検証するための指標として考える方が適切です。
動画で改善できるユーザー行動
動画を掲載したら、単純な再生回数だけを見るのではなく、ページ内の行動変化を確認します。
例えば、
動画あり・なしでエンゲージメント率が変わったか。
動画を再生したユーザーは商品詳細までスクロールしているか。
動画視聴者は関連ページを閲覧しているか。
資料請求、問い合わせ、見積依頼などのコンバージョン率に差があるか。
ここまで測定すると、動画が本当にページを改善しているのか判断できます。
すべてのページに動画を置けばいいわけではない
動画が逆効果になるケースもあります。
ページ表示を重くする動画、いきなり自動再生される動画、本文を邪魔する大きなポップアップ、検索意図と関係のない会社紹介動画などです。
Googleもページ体験について、Core Web Vitalsをランキングシステムで利用していると説明しています。
つまり、動画を追加した結果ページが大幅に重くなるなら、「動画を追加したからSEOに良い」と単純には言えません。
SEO目的なら「動画を置く」ではなく「動画でページを改善する」
考える順番を変えてみましょう。
「このページに動画を置けないか」
ではなく、
「このページを訪れた人が理解しにくい部分はどこか」
から考えます。
商品の動きが伝わらないならデモ動画。
サービスの仕組みが難しいなら解説動画。
導入後のイメージが湧かないなら導入事例動画。
使い方が分からないなら操作動画。
このように検索意図と動画の内容を一致させます。
そして掲載前後で、エンゲージメント率、動画再生、スクロール、関連ページへの遷移、問い合わせなどを計測する。
「動画を掲載した」ではなく、「動画によってユーザー行動がどう変わったか」まで確認することが、動画を使ったページSEOの実践です。
動画を使ったページ改善を、WebDeDoでもっと手軽に
WebDeDoは、今あるWebサイトにタグを設置するだけで、ページ上に動画を表示できる動画接客ツールです。
ページごとに動画を出し分けられるため、商品ページには商品紹介、サービスページには使い方など、そのページを訪れたユーザーの目的に合わせた動画を表示できます。
さらに、ページを開いてすぐ、一定時間が経過した後など、動画を表示するタイミングも調整可能です。
動画の再生やその後のユーザー行動も計測できるので、「動画を置いて終わり」ではなく、動画によってページ内の行動がどう変わったのかを確認しながら改善できます。
動画を使ってWebページを改善したい場合は、ぜひWebDeDoを試してみてください。
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