データネイティブな組織とは?

データネイティブな組織とは?

25/11/12 17:23

#人間がAI、データ、ナッジを活かし成果を出す

「データネイティブ(Data Native)」は、データに親しみ、データを活用する能力が自然に身についている人々や組織を指す言葉で、メンバー全員が自身のミッションや価値を深く理解した上で、データとフィードバックに基づくイテレーション(PDCA)を迅速に繰り返し成長していく組織の事。

データネイティブな組織とは?

「データネイティブ(Data Native)」は、データに親しみ、データを活用する能力が自然に身についている人々や組織を指す言葉で、私達が提唱する概念です。

メンバー全員が自身のミッションや価値を深く理解した上で、情報を共有でき、データとフィードバックに基づくイテレーション(PDCA)を迅速に繰り返し成長していく組織の事と、私たちは定義しています。

データ生成チームはメンバー全員

特定部門だけがデータに関わるのではなく、チーム全体が関わるデータパイプラインがあれば理想的です。

データ生成からフィードバック、インサイト分析までチーム全体が行います。

データネイティブな組織を構築する為に必要な事は?

1. データに基づく意思決定のための「基盤」

  • データの一元管理と自動蓄積:

    • 通常業務を行う中で、自然にデータがシステムに集まり、一元的に管理される状態。

    • 手動入力やデータ転送などの手間を極力排除し、データの鮮度と網羅性を確保する。

  • データの共有と透明性の文化:

    • 単にデータを集めるだけでなく、「共有」を前提とした情報発信・記録を行う文化。

    • 生成AIを活用し、文章力に依存せず、記録・共有のハードルを下げる。

必要なデータが整備されて閲覧できる環境がなければ、ほとんどの人にとってデータを効果的に活用するのは非常に難しいです。

2. データからインサイトを得るための「能力・プロセス」

  • 分析とインサイト抽出の能力:

    • データエンジニアやアナリストだけでなく、チームメンバー全員が自身に関わるデータを読み解き、業務改善のヒント(インサイト)を見つけ出す能力。

    • データをただ眺めるのではなく、「なぜそうなったのか」「次に何をすべきか」を問う習慣。

  • データパイプラインの構築:

    • データ生成→蓄積→分析→フィードバックまでを滞りなく行う、部門横断的なプロセス(データ生成チーム全体の関与)。

能力といってもデータサイエンスのような能力を意味するものではありません。

ご自身の業務とデータとの接点を見つけ出し、行動へとつなげる思考力です。

3. 意思決定と改善を繰り返す「文化・マインドセット」

  • 実験と高速PDCAサイクル:

    • 仮説を立て、データを使ってそれを検証し、その結果(フィードバック)に基づいて行動を迅速に修正・改善する文化。

    • 「データに親しみ、データを活用する能力が自然に身についている」状態とは、データなしでは意思決定が不安になる状態のこと。

  • ミッションとデータの連携:

    • メンバー全員が自身のミッションや価値を深く理解し、その達成度を測るためのKPI/KGIとデータを紐づけて業務に取り組む。

「データネイティブな組織を構築する為に必要なこと」 は、日々の活動から生まれたデータを集め、そのデータに基づいて次の行動を決定し、成長していくサイクルを回し続けることです。


あなたのチームがデータを活用して意思決定を進めるための方法やアイデアをお持ちでしたら、ぜひご相談ください。


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