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ビヨンドウェブ導入ステップまとめ:全体像
25/05/22 01:27

AIやツールを導入しても成果が出ない。AIやツールを入れるだけでデジタル化やDXが進むわけではありません。多くの経営者や責任者が誤解しています。デジタル化を成功させるためには、データを活用しながら組織を運営していく風土や文化の醸成や実行したことが結果として見えていくる長い道のりがあります。ビヨンドウェブを活用し取り組む企業は、情報の見える化から始まり、顧客との関係性を深め、AIを活用した対応へと段階的に進んでいます。本記事では、その全体像と4つのステップを整理して紹介します。
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はじめに
AIやDXに取り組みたい、顧客対応を自動化したい。多くの企業がこうした希望を持っていますが、ツールを導入しても結果が出ないケースが少なくありません。AIを上手に活用できるためには、簡単ではなく長い道のりと、適切なステップがあると考えます。ビヨンドウェブを活用しながら成功させる為には①〜④のステップを順番に踏む必要があります。本記事では、4ステップの全体像を通じて、どのように文化を根付かせ、顧客価値を高めていくかを整理して紹介します。
ステップ①:情報や行動をデジタル化する
- 投稿=仕事という文化を定着させる
- 最初は「質問を残す」「簡単な投稿」から始める
- 評価制度と投稿を連動させて行動を促す
- 小さな成功体験を重ねることで継続される
ステップ②:顧客との接点を増やす
- SEOやAI検索に対応した投稿を増やす
- 現場のリアルを動画や記事にして発信
- サイテーションや被リンクを獲得できる投稿設計
- 顧客が検索でたどり着く仕組みを構築する
ステップ③:顧客エンゲージメントを高める
- 閲覧履歴に応じたリコメンド表示
- クリック率を上げるための投稿構成改善
- 「続きが読みたい」と思わせるストーリー設計
- 関係性が深まり、ファン化につながる
ステップ④:顧客対応の質を高める
- 投稿が蓄積されているからこそAIチャットが活用できる
- 問い合わせをもとにQAをアップデートし続ける
- AIと人のハイブリッド対応により満足度を向上
一丁目一番地:「投稿=仕事」であることの明文化
最も重要なのは「投稿を仕事として明確に位置づける」ことです。投稿しない人はマイナス評価になる。投稿が評価に直結する。この構造がなければ、情報は蓄積されず、ツールも活かされません。すべてのスタートはここからです。

上宇宿 淳
株式会社レガシス代表取締役 ビヨンドウェブ販売責任者 起業家・2社経営、6社社外取締役、数社の顧問を担当
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